著者は
キャノン電子の社長。朝イチでメールを読まないルールを会社全体に徹底し、社内に立ったまま行うミーティングを導入。
仕事ができる人になるにはどのような習慣を身につけたら良いか、が著者の経験を元に書いてある。
勉強することで自分を磨き、社内の人間とうまくわたり合って、目的を達成し会社を発展させるという41の習慣が紹介されている。
最近は通勤で、電車の中にいることが多いが、本書で紹介されている、「通勤電車での準備と反省」習慣というのを身につけたいと感じた
仕事ができる人に変わる41の習慣 朝イチでメールは読むな! (朝日新書)
酒巻 久
以下、本から抜粋した自分メモです。
メールはひと仕事終えた、2時間後に開く。
→本当の緊急の要件であれば、メールではなく電話でくる。
キャノン電子では、部長以上は出社して2時間以内のメール閲覧を禁止
「習慣は第二の天性」
→良い習慣を持つことは、持って生まれた才能と同じくらい価値があるし、良い習慣を身につければ、持って生まれた能力と同じように新たな能力が獲得できる。
「通勤電車での準備と反省」習慣
→朝:今日はどういう順番で仕事をしていくかイメージトレーニング
帰り:今日は何がうまくいかなかったかを反省。
30分でいいから、その日の仕事を振り返る時間を持つ
若いうちは、すべてが勉強だと思って、いわれたことは何でもやる。
ネットサーフィン ばかりで仕事がはかどらないときは、、自分の弱さを嘆き、悩むのではなく、なぜそうなるのか、自分を第三者的な視点で客観視することが大事。
メタ認知
→自分を客観的に見る認知が重要
「損得抜きで人に親切にする」習慣
使われ上手な人間になる
「上司の癖を見て、タイミング良く報告する」習慣
→普段から人間を観察
経営者が嫌いなのは、仕事ができないひとより、報告しないひと
手柄は上司や同僚に譲る
同僚・部下を観察
→「どうだ調子は?」「そうか、明日また頑張ろうな」と声がけ
部下と目線をあわせて話す
→一緒に立つか、一緒に座る
部下を育てるには
→何をすればいいか、目標を明確にする。
その人の能力にあった仕事を与える。
叱ったら、相手のその後を観察し、フォローする。
褒めるのは、人づてに、間接的に伝わるようにする。
上司はアイスクリーム
→甘いが、なめると意外に冷たい
部下と個人的な付き合いはしない。部下との間に一線を引く
情報収集の基本
→何のための情報収集か、自分は何をしたいのか、何を作りたいのかを明確にする。
調べることをすべてノートに書き出す。
それらに関して、本やネットなどで調べられることは予めすべて調べておく。
自分の苦手な分野に詳しい人には直接会いに行く。いろいろ質問したり、話を聞いたりして、どういう知識を持っているのか、人間的にはどういう人物なのか、自分の目と耳で直接確認する。
→得意な技術分野は何か。正確や癖はどうか。自分との相性はどうか。をノートに纏める。
情報をもらったら、あまり面白くないと思っても必ず感謝の気持ちを表す。
時系列整理法
書類は自系列に置く場所を決め、移動させていく。不要なものはどんどん捨てる。
大人になってからの再勉強に最適な教科書とは?
→高校の教科書である。
座学→実験→レポート→読書というサイクル
読書ノートをつける
→タイトル、著者名、出版社など
企画を通すためには、趣旨を簡潔明瞭に述べる
→企画書はA4一枚。
自分は何をしたいのか、趣旨を5〜10行で述べる
つまらない会議は「観察と情報収集の場」に変えてしまう。
誰がどういう発言をしたか。
その発言に対して誰がどういう意見をのべたか。
発言力のある人は誰か。
その人は誰のどういう言い方を好み、嫌うか。
また、その人にはどんな癖があるか。
議事録(アルカテルの場合)
議事録を作成し、確認して異論がなければサインを求められる。さらに、その会議に出てきた、次の会議までに考えるべきテーマがまとめられている。「明日の会議までに目を通しておいてください」と渡される。
会議の「目的」を明確にする。
理想は「1会議1テーマ」
報告書に必要な要素
・問題(あるいは目標、目的)は何か
・それにどう対処したか、対処しようとしているか(対策)
・その結果どうなったか、現状はどうか。
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