小学校の実験として定番のミョウバン(硫酸カリウムアルミニウム)の結晶化を行ってみました
方法はいくつかあるのですが、綺麗な結晶を作るため
、密度拡散法で作ってみました。
密度拡散法とは、
気化熱を利用して結晶化を行う方法です。
ものすごく時間がかかりますが、
非常に綺麗な結晶ができることで有名です。(ごく一部の人々の間で)
まず、種結晶を作製し、ワイヤーにとりつけます。
種結晶はお湯で飽和水溶液を作り、冷ますことで簡単にできます。しかし、結晶化にかかる時間が短いので、綺麗な結晶とはなりません。
まぁ、ここから大きくしてくので、結晶の綺麗さは特に気にしなくていいです。
ワイヤーをアルコールランプなどで熱し、結晶に突き刺します。
結晶化の装置として、今回は1.5リットルのペットボトルを使います。
水槽にこんな感じでペットボトルをセットします。
白い布は、お茶パックです。
よくばって4つ一気に作りました。
と、ここまでは実験は9月初めにやったものです。
3ヶ月後、どうなったでしょうか。
お!
おお!
おおお!
単三電池と比較。
下に黒い紙を敷いて撮影。
ちょっと違う角度から。
んー、結晶の写真を撮るのは難しい…。
作っている間、児童たちが「結晶どうなった?」と何度も訪れてくれました
時間がかかるのですが、メンテナンスはたまに水とミョウバンを補給するだけです。
手間はかからないので、はじめのセットさえできれば簡単にできますYO